初の寝台列車、レッドアロー号でサンクトペテルブルクへ
モスクワを後にした僕らが次に目指したのは、ロシア第2の都市、サンクトペテルブルク。
サンクトペテルブルクへの行き方は、色々とありましたが、僕らは寝台列車で行くことにしました。(1泊分の宿代が浮くしね)事前にネットでチケットを買って、当日駅に行くだけだったので、なんの問題もなっかたのですが、出発が夜なので、それまでの時間の過ごし方が難しいかったです。暗い夜道を大きな荷物を持って移動するのは、大変で危険なので、結局僕らは駅のそばでひたすら時間を潰してました。あっ思い出した、僕、この駅で強盗対策のダミー財布(現金と使えないカード入り)落としました。たけしミス1。
ロシアで最も美しい街、サンクトペテルブルクを散策
文化と芸術の中心とも言われるサンクトペテルブルクは、ロシアで1番観光客が訪れる街でもあります。
そんなサンクトペテルブルクは、街の中心にあるネフスキー通りを歩いているだけで、その歴史や素敵な街並みを楽しめます。
歴史的な建造物だけではなく、水の都とも言われるサンクトペテルブルクでは、他の街では目にしない風景やそこに住む人たちの生活風景も見られます。
広大なロシアは夜もびっくり!
街歩きを楽しんだ僕たちは、宿戻り寝る準備をしていました。しかし22時を過ぎても薄暗い夕方のような感じ、23時になってもあまり変化はなくまだ夕方のような感じ、、、そうです、白夜です。びっくりです。暗くならないとやっぱり眠くならないもので、そのまま深夜まで起き続けましたが、空が暗くなることありませんでした。
ダメだ、完全に寝られないこのままでは体内時計がおかしくなってします、しょうがない困った時は↓
出会いに感謝、おもてなしに感動!
この日は、ワールドカップグループ予選最終日。パブリックビューイングで日本の決勝進出のかかった大一番を見ようと街へ歩いて行きました、しかしそこに映し出されたのはまさかの別の試合、こんな当たり前のことを全く想定していなかった僕たちは途方にくれていました。
そんな時、犬を散歩していたお婆さんから日本語で「どうしたんですか」と話しかけられました。正直とても警戒していましたが、困っていた僕たちが状況を話すと、おばあさんは「だったら私の家で観ればいい」と言ってくれました。どうしようかと顔を見合わせていましたが、おばあさんについて行くことにしました。するとおばあさんは部屋に着くなり、飲み物やお菓子を出してくれました。
おばあさんは、日本からロシアへ来た駐在員にロシア語を教える先生のようなことをずっとしてきたそうで、今ではサンクトペテルブルクで日本とロシアの文化交流の場をつくる活動をしている方だとわかりました。部屋にはたくさんの日本のものがあり今でも多くの日本人の方と交流していると言っていました。試合が終わり、僕らが帰ろうとするとおばあさんは部屋のあちこちから様々なものを持ってきては僕たちにお土産だと言って渡してくれました。なぜ僕たちにここまでしてくれるのかと思いましたが、そこに理由はなく純粋な気持ちなのだと感じました。
まとめ
ロシアへ来た理由はワールドカップの観戦でしたが、出会いに恵まれ、人の優しさにも触れられて忘れられない思い出のひとつになりました。
この旅を通じて強く感じたことは、今まで当たり前だと感じていた日本人に生まれたことにとても感謝するようになったことです。日本人だと言うだけで、良い印象を持たれることがほとんどで感謝されることさえあります。逆にお金を持っていると思われてトラブルになることもありますが、またこれからのブログで書いていこうと思います。
tkc.anty
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